とうがらしの種類

タバスコペッパー

タバスコペッパー(Tabasco pepper)もカイエンペッパーと同じく、その名称から混乱をまねきます。

タバスコと聞けば、だれもがパスタやピザなどにかける、あの赤くて辛い調味料の商品名だと思われると思います。もちろんその商品名であることは確かですが、とうがらしの一品種として「タバスコペッパー」も存在します。

タバスコペッパーは非常に辛い品種で、小ぶりでやや丸みがある、果肉の厚い品種です。その原料を元に、誰もが知るタバスコソースができます。(ここでは、混乱しないよう、調味料のタバスコをタバスコソースと、とうがらしの一品種としてはタバスコペッパーと呼びます)

辞書で調べてみても、タバスコで引くと調味料の説明だけで、タバスコペッパーは載っていません。それだけ、タバスコソースという商品が広く浸透している事がわかります。

しかし、品種としてのタバスコペッパーも、とうがらしの歴史上では世界中に広がる際、多数の変種を生み出す大本になったともいわれ、決して軽視できない存在でもあります。

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